NIPPON BAUHAUS SOCIETY
経験の中に創造の根がある
by 日本バウハウス協会
ハウス・アム・ホルン(©Magdalena Droste, 2015, bauhaus, Taschen America Llc)

多面的な形態を構造として精密に探究するなら、必ずそこからあらゆる独創的な力が発現する源へ突き当たることができる。
バウハウスの理念を通過することで、精神的な創造が奇跡的な形で発展していった。
バウハウスは、多くの人々が差異を超え協力し合う作業の中から、創造を生む公分母を見出すことがテーマであった。

ハウス・アム・ホルンを建設する時、全工房の生徒が集められ、全員が街に出て、何が注目されているのか、何が売れているのかを全員で共有した。そしてハウス・アム・ホルンに何を採用するか話し合った。そこから様々なアイデアが採用された。また、学校では生徒と生徒のコミュニケーションを重視して、コンサート、ダンス、祭り、スポーツ、人と人との交流を通して人は何を考え、行動するかを直接的に感じることを求めた。バウハウスはいつもお祭り騒ぎであったと聞いている。創造を生む公分母はこうして生まれたのかもしれない。

城井廣邦(日本バウハウス協会専務理事)